Juice=Juice
Juice=Juice
ハロー!プロジェクトに所属する5人組アイドルグループ
この紹介文が使われるのは、一体いつまでなんだろう。
私がJuice=Juiceを好きになったのは、ハロステで「ロマンスの途中」のMVが公開されてから。
それまでJuice=Juiceという存在は何となく知っていたが、へぇ~新しいグループ出来るんだぁ程度で、全然興味がなかった。
でも、あのMVを見た途端、何だこの曲?!何だこの子たち!何なんだこのグループ!!!と、胸にドキューン!ときた。何て言えばいいのか分からない、初めての感覚だった。恋に落ちたとでも言えばいいのだろうか。
翌週のハロステで公開された、Juice=Juiceのプロフィールムービー。
個人でインタビューに答えているのだが、私は冒頭で流れるこの笑顔にやられた。
こんな天使がいるのか…と。
しかも私と同い年!!!
ますます親近感が湧いて、この子を推そうと決めた。
そう、同い年。19歳でアイドルデビュー。
もうすぐ大人と言われる年でアイドルになる。
仮にブレイクするまで5年かかるとしたら、彼女はその時24歳。
女性アイドルとしては卒業を考えてもおかしくない年齢だ。
かなともだって、ゆかにゃんと1歳しか変わらない。
このグループはどうなるんだろうか。
この子たちは、いつまで私達を楽しませてくれるんだろう。
失礼を承知で言うが、そういう儚さというか、年齢的にいつまでこの5人の活動が出来るのか、このちょっとしたドキドキもJuice=Juiceの魅力の一つじゃないだろうか。
5人ともパフォーマンススキルが高くて、最初は格差のあった歌割りも、今ではほぼ均等になった。
拙かったMCも、みんなで回せるくらいに成長した。
怒涛の220公演を乗り越え、夢だった武道館でのワンマンライブを成功させた。
海外ツアーも決まって、Juice=Juiceはどこまで行けるのかなとワクワクしていた。
私は、この5人でJuice=Juiceを終わらせてくれたらそれでよかった。
5人のバランスが凄く好きで
5人も5人が大好きだから。
2期メンバーを入れるくらいなら、解散してくれた方がいい。
どうしても増員するなら、せめて改名してほしい。
いつしかそう思うようになっていた。
でも、現実は違った。
帰宅途中、私は地下鉄の改札近くに立ち止まってハロステの号外を見た。
音は出さずに、映像を飛ばし飛ばし見ていた。
頭が真っ白になった。
まさか二人も入るなんて。
それからの帰り道は、足が重たく感じた。
歩くのも、チャリを漕ぐのもしんどかった。
家の手前にある坂道をチャリで上る気力もなかった。
泣きながらチャリを押して歩いたのは初めてだ。
家に着いて、改めてちゃんとハロステ号外を見た。
涙が止まらなかった。
あんなに泣いたのは、いつぶりだろうか。
飯を食わなきゃと立ち上がっても、すぐに力が抜けてしゃがんでしまった。
やっとの思いで食卓に向かい食べ始めるも、涙は止まらない。
横目で見ていた母に「(アイドルのことで泣けるなんて)日本は平和ね~」と言われた。
全然平和じゃない。
平和じゃない。
誰も悪くないのはわかっている。
でも、こんな形であっけなく5人じゃなくなってしまうなんて。
何もできない自分。やるせなかった。
段原ちゃんも、やなみんも好き。
ただ、受け入れるには少し時間がかかる、というのが正直なところ。
今後、握手会に参加することがあったとして、私は5人に何て声をかけてあげればいいんだろう。
やなみんと段原ちゃんには、何て言ってあげればいいんだろう。
こんな凄い人事異動があっても、ハロプロを嫌いになれない。
そして、Juice=Juiceがハロプロの中で、女性アイドルの中で一番なのも、変わることはないと思う。
何度も言うけど、やなみんも段原ちゃんも好きだから!!!
生のパフォーマンスを見たら、あぁ7人も悪くないかもって思えるかもしれない。
夏のハロコンやツアーはどうなるんだろう。
もう7人で動き出すんだろうか。
ツアーのチケットは既に買ってある。
Juice=Juiceが出てきたら、ファンはどんな反応をするんだろう。
その時、例えメンバーが5人であろうと7人であろうと、私は彼女達のパフォーマンスを最後まで見届けたい。
やっぱり、最後まで応援したい。